新着情報 2017年 6月

  • 2017.0612

    難病の子供へホスピスを!和田住職が声明の慈善公演

    末期ガンを克服した融通念仏宗「正傳寺」の和田康圓住職(62)が、7月14日午後6時から国立文楽劇場で、難病の子供たちを支援するチャリティーコンサート「言霊と音霊の世界」を企画しています。                   節をつけて経を歌い上げる声明で、同宗の住職ら15人がステージ上で心に染み入るような読経を披露する。収益は子供のためのホスピス設立に充てる予定で、和田住職は「少しでも病気と戦う子供たちが癒される手助けができれば」と話している。和田住職は2014年に直腸ガンを患い、直腸を全て摘出する手術を受けた。一時は死を覚悟し、近しい人たちへの感謝と、今まで思い出すこともなかった人たちへの「ごめんね。」の気持ちが心に浮かんだという。予想もしなかった思いに、残された人生を「許されるための時間にしよう」と決意。社会に役立つことを一つでも残すことに思いを巡らせたという。今まで仏事のために鍛錬してきた声明を生かそうと、宗派内の融通声明研究会にコンサートを呼びかけた。                                   全席指定4500円。チケットぴあ(Pコード329-169)で発売。問い合わせは融通声明研究会事務所(0743-78-1707)     (6月9日毎日新聞より)